かぜくも掲示板

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職業講話「『介護』の仕事をのぞいてみよう」

職業講話「『介護』の仕事をのぞいてみよう」

 9月13日(水)に、高等部2年生の一部生徒を対象に、いわき市役所の方と、特別養護老人ホームの職員の方を講師としてお迎えし、「人生100年時代 『介護』の仕事をのぞいてみよう!」と題し、職業講話を行いました。

 近年、高等部卒業生の進路先や、在校生の実習先として、高齢者施設での介護補助を選ぶ生徒が増えてきています。今回は、介護の仕事を知り、実習先や進路先として検討する一助とするため実施しました。介護の仕事についての職業講話は、本校では初めての実施となります。

 講話では、少子高齢化で福祉施設の職員が不足していること、主に身体を動かすことに困難さをもつ高齢の利用者を介護していること、専門職の職員が協力して利用者に寄り添い安心して生活できるようにしていることなどを知ることができました。

 講話に続き、高齢者の身体の動きを体験する装具を付けて動いたり、車椅子に乗って自走したりする体験をしました。生徒たちは、手や指、脚をはじめ身体全体の動かしにくさや目の見えにくさを体験し、「足元がよく見えない」「本の字が読めない」「動きづらくて走れない」「車椅子で段差を越えられない」と感想を話していました。また、高齢者役の生徒の介助を体験しながら、安心して歩いてもらえる言葉の掛け方や、段差を越える際の介助のポイントを教えて頂き、介護を受ける側と介護をする側両方の立場から学ぶことができました。

 質疑応答の中では、職員の方自身の身体にも負担をかけないよう介助することの大切さや、利用者の体調や気持ちの変化に気付き安心してもらえるよう支援したり、利用者が希望する生活を実現できたりしたときの達成感が「やりがい」であることなど、介護の仕事の大切さや魅力について伺い、自分自身の進路先について考える機会となりました。

高等部2年生 修学旅行に向けての学習

高等部2年生 修学旅行に向けての学習

 高等部2年生は、10月上旬に2泊3日で岩手県と宮城県への修学旅行を予定しています。事前学習として、6月には内郷の白水阿弥陀堂を訪れ、史跡を訪れて見学することや、公共施設・公共交通機関を利用する際にマナーを守ること、さらには修学旅行で訪れる中尊寺との関係を学びました。

 2学期が始まり、いよいよ修学旅行の時期が近づいてきました。9月は学年や学級の授業で、岩手県や宮城県の地理、歴史、生活、文化等について調べてまとめる学習に取り組んでいます。

 9月12日(火)には、高等部2年4組が生活単元学習の授業で、岩手県の郷土料理である「ひっつみ汁」の調理活動を行いました。調理の前には、岩手県で「ひっつみ汁」が食べられるようになった理由や、使う食材・調味料、調理の手順などを調べました。小麦粉を水でのばして「ひっつみ」を作り、「このくらいの柔らかさかな。」「(小麦粉が)こんなに伸びるんだね。」と友達や教師と話しながら、「ひっつみ汁」を完成させることができました。完成した「ひっつみ汁」を味わいながら、修学旅行で訪れる岩手県への思いを馳せることができました。

【地域支援センター】ミニセミナー・かぜくも教室を開催しました

第1回ミニセミナーと第2回かぜくも教室を開催しました

◎「ミニセミナー」は、幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校の先生向けの勉強会です。

◎「かぜくも教室」は、就学前のお子さんの保護者の方を対象とした勉強会です。

◎今後の予定は、下記をご覧ください。

アクアマリンふくしま出前講座 「動物のからだのつくり」

高等部2学年
アクアマリンふくしま出前講座
「動物のからだのつくり」

令和5年9月8日

 9月8日(金)に、高等部2学年において、アクアマリンふくしまよりゲストティーチャーをお招きし、「動物のからだのつくりと運動」をテーマにお話をしていただきました。

 魚が泳ぐための体のつくりや、氷に似せるために子供のアザラシが白いこと、トカゲのしっぽが骨も含めて再生されることなど、川や海に住む生き物の特徴に応じた骨や筋肉のつくりを知ることができました。

 また、職員の方が手作りした魚の骨格標本を見たり触れたりしながらよく観察し、学びを深めました。生徒からは、「どうやって飼育員になりましたか?」「アクアマリンで飼育しているフェネックは何を食べていますか?」といった質問がありました。質問の答えの中で、エサの種類や水分摂取の方法など、自然界と同じような環境の下で動物たちを飼育することの大切さを知り、命の尊さについて考える貴重な機会となりました。

アクアマリンふくしま出前講座「きれいな海と生き物を守ろう」

高等部1学年
道徳出前講座「きれいな海と生き物を守ろう」

令和5年9月8日

 9月8日(金)に、高等部1学年において、アクアマリンふくしまよりお二人のゲストティーチャーをお招きし、「海洋プラスチックごみ」をテーマに、私たちの生活に根付いているプラスチックの概要やマイクロプラスチック、私たちにできることについてお話をいただきました。

  生活の中で何気なく使っているプラスチックが、生活に利便性をもたらす一方で、ごみが川を通じて海に流れ出ることで海や海の生き物に苦しい思いをさせることにつながることなどについて詳しく説明していただきました。

 特に、首にごみが巻き付いた動物の保護場面の映像を見た際には、驚き、心を痛める生徒が大勢おり、世界や日本、自分たちの地元のいわきの海と海の生き物を守るためにできることについて考える、大きなきっかけとなりました。

 今回の講座を通して、「ゴミ拾いをする。」「SDGsに取り組む。」などの発言もあり、自然や動植物の生命を大切にするために、日々の生活の中で自分たちにできることを調べ、考え、実践する気持ちが高まりました。