主権者教育の出前授業を行いました
令和5年9月27日
9月27日(水)に、高等部1・2年生を対象として、福島県選挙管理委員会職員の方を講師としてお迎えし、主権者教育の出前授業を行いました。
出前授業では、「もし同じ票数だったら誰が当選する?」「投票用紙に隠された秘密は?」といった政治や選挙に関するクイズに答えたり、期日前投票や不在者投票、代理投票など選挙のしくみを学んだりすることができました。
その後、架空の団体「未来のいわき支援学校を作る会」代表に立候補した教師の政見放送を見て、代表にふさわしい候補者を考え、投票を体験しました。実際の選挙と同じ記載台や投票箱を使い、最初に投票する有権者が投票箱を確認する「ゼロ票確認」や、投票箱を開けて票数を数える開票作業を体験しました。
投票を体験してみて、生徒たちは「投票用紙が折っても開くようになっているのが勉強になりました。」「同じ票数のときはくじ引きで決めることに驚きました。」「本物の投票箱に初めて投票するので緊張しました。」といった感想を話していました。
成人年齢が引き下げられ、18歳から選挙で投票ができるようになりました。社会科の授業や、生徒会役員選挙等をとおして学んだ政治や選挙に関する学びを、さらに深められる貴重な機会となりました。

小学部3学年 平六小との交流学習
9月20日、本校体育館を会場に平第六小学校3年生のみなさんと交流会を行いました。
交流会は、まず平六小のみなさんを出迎えるところから始まり、対面でのはじまりの会、交流活動(4つのグループに分かれて自己紹介、ダンス、リレーゲーム)、終わりの会、見送りを行いました。
自己紹介では、名前と好きなものや好きなことを発表し合うことで、お互いのことを知るきっかけとなりました。本校児童の発表に耳を傾けて熱心に聞く六小児童の姿がたくさん見られました。
ダンスは、「さんぽ」と「メラ(mela)」。「さんぽ」は手話や身振りを付けて楽しく、「メラ(mela)」は、動きを大きく元気よく踊りました。ダンスが終わる頃には、両校の児童にに笑顔が見られるようになりました。
両校児童が仲良くなるためのリレーゲームは、走る順番によって「カニ歩き」「走る」などのお題があり、ペアになった友達と一緒に活動しました。
終わりの会では、両校児童の代表が楽しかった活動や交流活動で感じたことを発表しました。
時間の経過とともに距離の縮まった両校の児童達。互いにまた来年も交流することを願って、お別れしました。
交流会の事前には、1・2組児童が平六小へ招待状を届けに行き、大休憩の時間に一緒に校庭で遊び、交流学習を期待するきっかけにもなりました。

中学部 ワーキングウィーク
9月4日(月)~9月8日(金)までの5日間、中学部ワーキングウィークを行いました。ワーキングウィーク期間中は、1校時から5校時まで作業学習に取り組みました。普段よりも長い時間でしたが、それぞれ集中して製品づくりを行うことができました。作製した製品は、10月の「風と雲のまつり」や、1月末に予定している校外での販売会などで販売をする予定です。

また、3年生は、期間中に外部の事業所で2日間、産業現場等における実習に取り組みました。初めての場所でしたが、職員の方の話をよく聞いて実習に取り組むことができました。

高等部の部活動を紹介します
高等部では、毎年10月に行われる「福島県特別支援学校スポーツ大会」への出場に向けて、部活動で練習をしています。月に数回、放課後に1時間程度活動するほか、夏休みにも数日活動しています。
「フライングディスク部」「ボッチャ部」「サッカー部」「陸上部」の4つの部があり、参加を希望する高等部の生徒が入部して、練習に取り組んでいます。競技力の向上と合わせ、体力の向上も心掛けています。
活動中の生徒に尋ねると、「フライングディスクのターゲットにディスクが入るのが楽しいです。」「足でボールを上手に蹴って、サッカーゴールにシュートできたときはうれしいです。」と感想を話していました。
運動部のほか、毎年8月に行われる「全国高等学校フラ競技大会(フラガールズ甲子園)」への出場に向けて練習する「特設フラダンス部」があります。いわき市内で行われる様々なイベントに参加するなど、学校以外でも活躍しています。

【このホームページ記事は、いわき支援学校高等部情報委員会が作成しました。】