高等部３学年「道徳出前講座」

令和７年１１月７日・１４日

　１１月７日（金）に、いわき語り部の会の方をお招きし、第３学年において「震災から学んだこと、学びなおしたこと、伝えたいこと」と題した道徳の出前講座が行われました。

　授業では、実体験をもとに写真や動画などを提示していただきながら当時のお話を聞いたり、災害時にどのようにすればよいのかを教えていただいたりしました。日頃の訓練の大切さや避難時の周囲の人たちとの助け合い、そして自分の命を守ることの大切さを学びました。

　生徒からは、「訓練をしっかり行うことで身を守りたい。」「自分だけでなくすべての命の大切さを忘れずに生きていきたい。」などの言葉も聞かれました。

　１１月１４日（金）には、いわき市こどもみらい部こども家庭課の方をお招きし、「知って欲しいな！ヤングケアラーのこと」と題した道徳の出前講座が行われました。

　授業では子どもの権利やヤングケアラーとは何かなどクイズを交えながらわかりやすく教えていただきました。権利は、みんながみんならしく生きていくための決まり事やルールであることを知りました。また、お手伝いでも休みが取れなかったり、多すぎて辛いと感じたりしたときには周りに相談する大切さを学びました。

　生徒からは、「家族のために頑張るところはすごいけど、大変だなあと思いました。辛かったり困ったときに相談できる場所があることを知り安心しました。」「自分や家族が幸せになることを考えていきたい。」など声が聞かれました。